0827のファームを使ってみての感想。
タッチパネルが心持いい感じになった気がする(自分には、少し良くなったかなと感じるぐらいの違いです)。
USBでadb接続できるようになった。でも、wifiでのadb接続ができない・・・。
縦画面でこのダイアログを出すとキャリブレーションがずれるようで、少し下の辺りを押すとボタンが押せました。多分、個体差だと思います。
戻るボタンは機能していたんで、操作不能は言い方がおかしかったです。
他にも、見られる動画が増えたとの話も聞きましたが、動画は見ないので、自分にはよく分かりません。
正直、3G対応のためだけにバージョンアップしました(外に持って出る予定もないんですが・・・)。
自分にはバージョンアップする意味はなかったかも・・・ってところです。
動画を見られる方は、バージョンアップすると幸せになれるらしいです。
zt-180で3G USBモデムを使う。
とりあえず動いたというだけなので、設定やON/OFFできるアプリができるまで、実用的でないと思います。
自分の持っている商品は、BM-DL3-150HBKという黒いやつです。白いのも同じ製品だと思うので、同じ設定でいけると思います。
b-mobile 3G のSIMを使って実験したのですが、u300が手元にないので実験はしてませんが、u300でもいけると思います。
WindowsXP、adbはUSBで接続しています。
zt-180はファームウェアを0827にバージョンアップしてあります。
大まかな流れ
- 編集するファイルを母艦にコピーする。
- ファイルを編集する。
- ファイルを書き戻す。
- 接続する。
注意点
電源を入れる前にモデムを挿しておく必要があります。電源が入った状態で挿すと、OSがクラッシュします。
モデムを挿す → 電源を入れる → 設定で3Gを有効にする の順番で行う必要があるようです。
モデムの準備
いきなり、流れから外れていますが。
モデムを挿すとUSBストレージと認識するようになってますので、モデムにATコマンドを送って、その機能を止めておく必要があります。
1.モデムを母艦に接続。
2.「デバイスマネジャ」 → 「モデム」で使っているCOMポートを確認する。
3.スタートメニューの「プログラム」 → 「アクセサリ」 → 「通信」 → 「ハイパーターミナル」を起動。
4. 先ほど確認したCOMポートに接続。設定は以下の通り。
ビット/秒 115200
データビット 8
パリティ なし
ストップビット 1
フロー制御 なし
5.ターミナルに以下を入力
AT+ZCDRUN=8
6.以下が表示されれば完了。
Close autorun state result(0:FAIL 1:SUCCESS) : 1
7.モデムの接続を解除して母艦から外す。
ちなみに、AT+ZCDRUN=9 とすると、元に戻るようです。
それぞれの作業
1.編集するファイルを母艦にコピーする。
母艦とzt-180を接続しておき、adbで接続できているとします。
コマンドプロンプトでの操作となります。
>adb pull /etc/ppp/peers/cdma .
>adb pull /etc/ppp/chap-secrets .
>adb pull /etc/pap-secrets .
>adb pull /etc/chat-cdma .
2.ファイルを編集する。
上でダウンロードしたファイルを編集し、名前を変更します。コピーをとって編集する方がいいです。
それぞれのファイルの内容を書いておきます。追記ではなく、全ての内容を書いています。
斜体になっているところは、U300では書き換える必要があると思います。
/etc/ppp/chat-cdma -> /etc/ppp/chat-bmobile
ABORT "NO CARRIER"
ABORT "NO DIALTONE"
ABORT "ERROR"
ABORT "NO ANSWER"
ABORT "BUSY"
'' ATZ
OK-AT-OK "ATDT*99***1#"
CONNECT \d\c
/etc/ppp/peers/cdma -> /etc/ppp/peers/bmobile
hide-password
noauth
connect '/system/xbin/chat -v -f /system/etc/ppp/chat-bmobile'
disconnect '/system/xbin/chat -v -f /system//etc/ppp/chat-gprs-disconnect'
debug
/dev/ttyUSB2
115200
defaultroute
noipdefault
user "bmobile@l3.jplat.net"
remotename bmobile
ipparam bmobile
usepeerdns
/etc/ppp/pap-secrets -> 名前の変更無し (これ必要無いかもしれないんですが、一応)
"bmobile@l3.jplat.net" bmobile "bmobile"
/etc/ppp/chap-secrets -> 名前の変更無し
"bmobile@l3.jplat.net" bmobile "bmobile"
以上で、接続名bmobileで接続する準備ができました。
3.ファイルを書き戻す。
先ほど編集したファイルをデバイスに書き戻します。デバイスは、読み込み専用でマウントされているので、書き込み可能でマウントしなおして、作業します。
>adb remount
>adb pull ./chap-secrets /etc/ppp/chap-secrets
>adb pull ./pap-secrets /etc/ppp/pap-secrets
>adb pull ./bmobile /etc/ppp/peers/bmobile
>adb pull ./chat-bmobile /etc/ppp/chat-bmobile
4.接続する。
接続します。
>adb shell
# pppd call bmobile
#busybox ifconfig -a
ppp0にIPアドレスが振られていれば成功です。
接続をきるときは、pppdのプロセスをkillします。
#ps
~~~~~
root 2317 1987 620 316 c0085334 afe0d9cc S pppd
沢山のプロセスがずらずらと出ますが、一番下の方に、一番右の列に pppd と出ているのがあるので、その行の左から2番目の4桁の数字(多分22** か 23** ぐらいだと思います)を覚えておいて、
#kill 2317
と実行します。
上にも書きましたが、実用的とは言えないです。ConnectBotというローカルのshellにアクセスできるあぷりがあるのですが、zt-180では動きませんでしたので、今のところ母艦からしか実行できていません。だれかがアプリを作ってくれるのを待ってます。
以上です。
おかしなところ、質問ありましたら、お気軽にコメント欄よりどうぞ。
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