2010年5月21日金曜日

デル製液晶の再利用

デルのモニタが故障したので、再利用した。

モニタがつかなくなった。よく見ると電源ボタンが点滅(点灯して、すぐ消える。切れる瞬間にパチッと小さい音)していた。
検索してみるとよくある故障のようで、電源周りのパーツが焼けたりするとなるらしい。
ヤフオクで修理用のパーツも売っていたけれど、自分で半田付けしたモニタを使うのも怖いので、制御基盤を買うことにした。

前にもノート用の液晶を再利用したことがあったので、ケーブルを接続するだけで、簡単にできるだろと思ったいたけれど、かなり大変だった。


液晶パネル 
M170EG01
datasheet.jp で、データシートがダウンロードできた。
液晶側コネクタは、JAE30コンパチ


制御基盤
ヤフオクで売っていた、DVI、Dsub出力のもの。3480円
ケーブルをJAE30ピンに(無料)、インバータを4灯に(+1000円)に変更してもらった。
下にも書いてるが、結局ケーブルは、もとから付いていたものを使った。


インバータ
4灯のもの。制御基盤に付属。


ACアダプタ
前にノート用の液晶(14インチ?)を接続したときには、12v 750mAのACアダプタで動作したが、今回は、液晶のサイズが大きいこともあってか、以前のものでは動かず、12v 2Aで動作させた。


制御基盤のキットが到着して確認してみたところ、コネクタの形状は合っていたけれど、出力されている端子のピンの数が合わなかった。
元々ついていたコネクタでは29本接続されていたが、購入したコネクタは27本しか接続されていなかった。
そこで、元々ついていたケーブルのコネクタ(基盤側)からコードを1本ずつ外して、もう一度挿し直す作業をした。

コードをとめている爪をカッターなどで持ち上げて引き抜く。コネクタは潰れやすそうなので、コードを引き抜く際に注意する。


制御基盤はDsubコネクタが手前に来るようにおいて、
29 ・ ・ ・ ・ 5 3 1
30 ・ ・ ・ ・ 6 4 2
という順番になっている。


液晶パネルは、コネクタが上に来るようにおいて、向かって右側が30番(コネクタの端子が一つ空いている方が30番に近い)



以下に結線を書いていますが、制御基盤やソフトウェアのバージョンが変わると使えないかもしれません。自分が買ったキットの説明書には、ピンアサインの説明がありました。(安い方のキットの説明書には、ピンアサインは出ていなかったので、購入前に説明書に出ているか確認した方がいいかもしれません。)




制御基盤側1番からに、液晶パネル側コネクタの以下のピンを接続していく。
30
29
28
27
25
24
1
2
3
4
5
6
(13番ピンはどこにも繋がない)
7
8
9
10
11
12
13
15
16
18
19
17
14
20
21
22
23
 

一度コネクタの爪を曲げたせいで、かなり抜けやすくなっているので注意する。
基盤に差し込んだときも、再度、端子の金属部分を押し込むようにした方がよさそう。


とりあえず、動作することは確認できた。
ケースを作るのが問題。

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