
住宅事情からデスクトップでも無線LANを使わないといけないので、USBの無線LANアダプタを買うことにしました。
完全な衝動買いで「電波男 GW-US54GD」というのを買ってしまいました。
アクセスポイントを探索する機能がついてて、いろんな場所で検索してみたりしました。
とりあえずWindowsで使ってみましたが、専用のアプリケーションを使って設定するんですね。
PCカードの時は、挿すだけで認識してWindowsの機能で接続していたので、少し面倒な気もするかな・・。これが普通なのでしょうか
感度の方は、特に悪いわけではないですが、特に良いわけでもないというところです。
Windowsの方で動くことを確認できたので、次はLinuxの方で使ってみました。
参考リンク
YANO’s digital garage PLANEX GW-US54GXS / 2007-07-26 (木)
環境はPlamoLinux 4.22で、カーネルのバージョン等はもとのままです。
検索したところGW-US54GDはZyDASというところのチップが入っていて、zd1211という標準のドライバで動くらしいですが、Plamoの標準のカーネルでは、このドライバが入ってないのでカーネルを再構築する必要があります。
参考リンクにしたがって、ソースを書き換えます。
1.lsusbコマンドで、IDを確認します。
#lsusb
BUS 005 Device 005: ID 2019:ed01
BUS 004 Device 001: ID 0000:0000
BUS 003 Device 001: ID 0000:0000
BUS 002 Device 001: ID 0000:0000
BUS 001 Device 001: ID 0000:0000
BUS 000 Device 001: ID 0000:0000
こんな感じで出ます。USB機器がついていなかったらこんな感じでわかりやすいんですが、いくつかの機器がついているような場合は、参考リンクと同じように-v オプションをつけてじっくり確認してください。
この場合だと 2019 と ed01 という文字列が必要になりますので、メモしておきます。
2.書き換え
vi /usr/src/linux/drivers/net/wireless/zd1211rw/zd_usb.c
{ USB_DEVICE(0x2019, 0xed01), .driver_info = DEVICE_ZD1211B },
こんな感じで、先ほどメモした文字列を書き入れます。
書き換える部分は、ファイルの最初の方にあります。似たような文が並んでいるので、なんとなくわかると思います。大丈夫です。
vi /usr/src/linux/drivers/net/wireless/zd1211rw/zd_usb.c
[ZD_REGDOMAIN_JAPAN] ={1,14},
[ZD_REGDOMAIN_SPAIN] ={1,14},
[ZD_REGDOMAIN_FRANCE] ={1,14},
~省略(英文で日本のチャンネル(?)についての説明が書いてあるのかな)
[0x49] = { 1, 15},
};
こちらもファイルの最初の方の部分で、国名が並んでるのでなんとなくわかると思います。この赤字で示している記号の直前に1行挿入するのがベストだと思います。
3.カーネルオプションを設定して、make
4.firmwareをコピーする
ZD1211 USB WLAN Linux Driverからfirmwareをダウンロードしてきます。
ここからが参考リンクと異なります。/lib/firmwareではなく /usr/lib/murasaki/firmware.dに zd1211ディレクトリを作り、ダウンロードしたアーカイブの中身をコピーします。
モジュールを読み込めば、iwconfig で eth1 ができていました。
慣れた人だとこのぐらい直ぐわかるのかな・・・。すごく時間かかっちゃいました。
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